■メンテナンスの基本は、洗車から！

まずは、カバー類を全部取っ払って、隅々まで洗車します。

■クラッチを全部ばらしてオーバーホールします。

今回は、ウェイトローラーとドライブベルトが摩耗していたので交換。クランクシャフトのオイルシールも滲んでいたので交換。手押し時に異音がしていたので、ドリブンプーリー内のベアリング２ケも交換しました。

■エンジン内をオーバーホールします。

小排気量エンジンにとって、天敵のカーボン（ガソリンやオイルの燃えカス）がヘッドとバルブの間に噛み込んでしまうと、圧縮漏れを起こしてエンジンが掛からなくなるのです…。

■バルブは、ＩＮ・ＥＸ共に交換。
清掃後、バルブシートの摺合せをして組み付け。もちろん、プラグも新品に交換です。う～ん・・・美しい！！

■ピストンヘッドにも大量のカーボンが付着しておりました。

エンジン内でガソリンを燃やしている以上、カーボンの発生は仕方のない事なのですが…もう少し、なんとかならない物でしょうかねぇ？

■今回は、ピストンリングのみ交換。

綺麗に清掃して組み付けます。ちなみに、エンジンの組み付けには、超高性能濃縮オイルの「スーパーゾイル」を塗布して組み付けます。店主、自他共に認める「ゾイル信者」なのです。そのエピソードは・・・来店時に聞いて下さいね！

■スロットルボディーの分解清掃。

キャブレター車でも、全部　分解してオーバーホールします。

■前後共、ブレーキカムの清掃・グリスアップ。 ブレーキシューの清掃、又は交換します。スピードメーターギヤも摩耗・変形等を確認して、グリスアップします。

■各ケーブル類・フロントフォーク・ステアリングステム・ホイルベアリング等の作動確認・清掃・給油を行います。

 ■外装も、全部ばらして、１品ずつ清掃しています。

■マフラー・スタンド・ホイール等の金属部分は、汚れ・サビ等がひどい場合は再塗装しなおします。

■試乗テスト＆各電装類の作動テスト＆排気ガスのCO値（一酸化炭素の濃度）を測定します。これにより、エンジン内でのガソリンの燃焼状態がわかります。

■試乗・CO測定で異常がなければ、各部をワックスアップして完成です。 どうです？新車みたいでしょ？

ちなみに、グリップは基本的に全車交換しております。やっぱり、直接 触れるところは、新品がいいですよね～！